2011年10月18日火曜日

ニュースをDJする。 『taptu』という海外スタートアップサービス




ソーシャルメディアによって沢山の情報を共有することが可能になった昨今ですが、逆に情報が多すぎて全てに目を通す時間がないといった悩みも生まれたのではないでしょうか。


今回紹介する『taptu』はそんな悩みを解決してくれるサービスかも知れません。「taptu」はソーシャルマガジンサービス。日常的にチェックしているブログやFacebook、Twitterなどのサイトを組み合わせて自分だけのオリジナルマガジンを作ることが出来ます。


イメージはこんな感じ。沢山の情報元となるメディアから自分がチェックしたいものだけを組み合わせることが出来ます。

こうしたソーシャルマガジンのサービスはこれまでにも幾つかありました。FlipboardやZite、News meなどなど。(特にFlipboardのデザイン性は個人的にもかなり気にいっています。)

しかしこの「taptu」の特筆すべきはDJ'ingというユニークな機能にあると思います。これは色々なメディアソース、ブログやTwitterやRSSフィードからの応報を混ぜることが出来るという機能です。ニュースをDJする。まさに最近よく耳にする「コンテンツキュレーション」です。情報が溢れている現代において優秀なコンテンツのみを選別し、意味づけを与えることが必要なのだと思います。


taptuのサービスはiPhone用が2010年10月に再リリースされ、iPad用とandroid用がそれぞれ2011年の4月と5月にリリースされました。Googleリーダーに対応している点から現在ではandroid版の利用率が高いようです。同社は先日モバイルアプリのラインナップを拡張することを発表したばかり。そのリリースを可能にしているのはtaptuの新しいシリーズBの資金調達で金額は350万ドル。調達先はU.K拠点のDFJ EspritとフランスのSofinnvaだとか。

「taptu」に限らず、今後情報を選別し、意味づけを与えて共有するという行為の重要性はどんどん高まっていくと思います。氾濫するニュースに溺れるのではなく、taptuで「知のDJ」を実践してみるのはどうでしょうか。


   taptu |DJ Your News

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