2011年10月8日土曜日

見返りは感動や体験。ソーシャルな力を使った資金調達プラットフォーム『CAMPFIRE』とその仕掛人について









かなり前から注目していたサービス。『CAMPFIRE』は「マイクロ・パトロン・プラットフォーム」という新たな資金調達のカタチです。

『CAMPFIRE』とは、クリエイターが新しく個人のプロジェクトを立ち上げる際、複数のファンやユーザーから少額で支援を受け、プロジェクトのためのまとまった費用を得られるプラットフォームです。



お金はないがアイディアはある!という人が支援を受けることが出来るプラットフォーム。支援者へのリターンはお金ではなく、クリエイターの過去のプロダクト品やノベルティ、最新情報というのが特徴です。

もしプロジェクトの目標額に達しなかった場合は支援金はファンへ全額返金されるとのこと。海外にある「KickStarter」というサービスの日本版みたいですね。

「何かやりたい!」とアイディアを持った人がソーシャルの力を借りて資金を集め、アイディアを実現させる。とても面白い時代が来ていると思います。


マイクロ・パトロン・プラットフォーム | CAMPFIRE


このサービスの仕掛人が家入一真さん。日本を代表する若手シリアル・アントレプレナーです。



家入さんについてのまとめはこちら。




一人で創業したIT企業を上場まで導き、その後は社長を退き現在ではカフェオーナーやベンチャーキャピタルの代表としても活躍する家入氏。しかし高校時代はひきこもりで3年間家から出られなかったそう。

レンタルサーバ事業やカフェの経営、そしてベンチャーキャピタルと氏の手掛けたビジネスは一見すると何の繋がりもないように見えます。しかしどのビジネスも氏の「クリエイターや才能ある人を応援する場を作りたい」という思いで繋がっています。


ひきこもりから起業し、成功を収めたその人生からは多くを学べます。これからも彼の仕掛けるビジネスから目が離せません。


余談ですが、当初は「家族とゆっくり過ごせる時間を作りたい」が起業の理由だったそう。そういう動機も全然アリだと思います。


こんな僕でも社長になれた
家入 一真
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