2011年10月12日水曜日

Facebookとゴールドマン・サックスで働いた女性実業家が仕掛けるソーシャルビジネス『Wantedly』


こちらの女性はWebベンチャー企業「フューエル」CEOの仲 暁子さん。現在27歳にしてそのキャリアはすごいです。


京都大学を卒業後、あのゴールドマン・サックスに入社。ゴールドマン・サックスといえば一年目から年収が一千万とも言われている外資証券ですが、そこを一年半で退社。

そして幼いころからクリエイティブなものに興味があった仲さんは「日本のクリエイターをもっと世界に知って欲しい」という思いから退社後にマンガやイラストを共有できるサービス「Magajin」を立ち上げます。しかし運営はなかなか難しかったようで結果的にこのサービスはたたむことに。

そのMagajin立ち上げと同時期にひょんなことからFacebookに入社。そこで感じたのはソーシャルの新しい力と、なんでも作り出すエンジニアの素晴らしさ。そうして彼女は独学でプログラミングを学び習得していきます。

ソーシャルの新しい力に魅力を覚えた仲さんはFacebook退社後、独学で学んだRuby on RailsでWebサービスを開発。デザインまですべてを一人で作り上げ、『Wantedly』が誕生しました。


Wantedly(ウオンテッド)』はソーシャル・リクルーティングサービス。ソーシャルの力で、何かを一緒に始める仲間を探すメディアです。ユーザーはfacebookアカウントでログインし、自分が探したい仲間の情報を入力するだけ。実際に僕も使ってみましたが、設定はとても簡単でした。

現在は秋の公式ローンチに向けてサイトは準備中です。公式ローンチが非常に楽しみです。



ベータ版とはいえ、現在のユーザー数は一万人。もっとユーザー数を増やし、ゆくゆくは企業の採用担当者などにサービスを利用してもらえるビジネスを考えているという仲さん。

女性の社会進出が叫ばれて久しい昨今ですが、今後こういった女性のスタートアップは増えるんじゃないかなと個人的に思います。そのロールモデルともなり得る仲さんの活躍に注目です。

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